PREVENTIVE MEDICINE
予防医療について
言葉を話せない動物の診察では、飼い主様からの情報はとても大切です。
普段の様子や症状についてご存じの方がお連れくださいますようお願いします。
1. 犬猫のワクチン接種
ワクチン接種は、感染すると重篤な状態になる感染症に対して免疫力を付け予防するためのものです。年に1度のワクチン接種で感染症を予防しましょう。
* 料金は動物種やサイズ、体重によって異なります。
2. 健康診断
家族の一員であるペットとは1日でも長く一緒に暮らしたいものです。病気の早期発見・早期治療を望まれる飼い主様が多くなりました。動物は体調不良を言葉で伝えることができないため、明らかな異常が現れてこない限り病気を見つけることは困難です。当院では、病気の早期発見・早期治療を可能にするため年に一度の健康診断をお勧めします。
健康診断項目
3. フィラリア症予防
毎年投与前に感染していないかの血液検査を行い、感染していなければ毎月1回4月から12月まで予防薬を飲みます。
フィラリア予防薬の種類
4. ノミ・マダニ予防
ノミやマダニに刺されると痒みや皮膚炎などの症状に加え、様々な寄生虫や伝染病を媒介することがあります。また、人間に伝染する「ライム病」や「重症熱性血小板減少症候群」などの重大な疾患を媒介する危険性もあります。飼い主様の健康を守るためにもノミ、マダニ予防をお勧めします。
ノミ・マダニ予防薬
5. 避妊・去勢手術
避妊去勢手術を行うことで、乳腺腫瘍の確率を下げ、卵巣がん、子宮蓄膿症、精巣や前立腺トラブルなどの病気を未然に防ぐことができます。また発情期の問題行動である鳴き声やマーキングなどが少なくなります。愛犬、愛猫の子どもを望まない場合には早期の避妊・去勢手術をお勧めいたします。 避妊・去勢手術については、当院では、腹腔鏡手術によりお腹を大きく切ることなく手術が出来ます。 腹腔鏡手術に関してお気軽にお尋ね下さい。